末永 輝清 有り難う御座います????????

【私の人生は、私がこの世に生まれる前から定められていたように思われます。その時々の決断や選択も全て予め敷かれたレールの上でしかないように思われます】

私は長男として期待されてこの世に生を受けました。

テレパシーというか五感というかそれらが私に染み付いていたから結果的には両親のそばにいる人生となってしまいました。

もしも、私が第一子でなかったら、この田舎には住んでいなかったと思います。

両親が気にならないということでは無くて、結果的にそれが家族安泰の為に繋がると思っているからです。

そう考えを巡らせると、大分国体で勧誘された明治大学で水球に青春を捧げてそのまま就職して都会で暮らしたように思われます。

であるならば、家業を継ぐ為に大阪での学生生活、女性を好きになったら家業を継がなくなる可能性があると心に決めて女性を避けてきた、その卒業間際での大阪時代初めてで最後の生涯心に残る衝撃的なデートもなかったことでしょう。

私の人生は、生まれる前から運命が定められていたように思えてなりません。

その彼女にモデル料代わりにと、モノクロ全紙パネル貼りの写真の裏面に私の住所と氏名を書いてプレゼントしました。

恐らくですが、彼女から御礼のはがきか手紙が帰省して家業を継ぎながら、夜間大学へ通っていた頃に届いたのではないかと思える節がありました。

それは、母との話の文脈として不自然な会話が成立したことがあったからです。

それは、突然「奈良」という地名を母が発して私の目をじっと見つめたことがあったからです。

私の憶測では、仕事や夜学に集中している私の為にと思ってか、その彼女からの便りを私に見せなかったのではないだろうかと今でも母を看病しながら思い出しています。

ある人は、その人の努力によってまた その時の決断 選択の繰り返しによって運命が切り開かれるという考えの方もおられるやも聞きますが、

私はそれらの努力 決断 選択 なども全てその人の生まれながらの運命として定められていることと思っています。

両親との別れも、全て私の運命として予め敷かれたレールの上でしかないように思っています。

だからと言って、90歳を目前にした母をどのように思い どのように対応 接するのか、その判断さえも、全て私の運命として予め生まれる前から、今の私の考え方や行動さえも定められた道をあたかも自分の決断 選択と錯覚して進んでいるように思っています。

いつものように、書き出したら長くなってしまいますが、これも全て自分史や母の随筆集の続編の資料にしたいと念じながら思い出して書いています。

気にしないでくださいね。