[75]トランペット trumpet

投稿日時:2018年12月22日  カテゴリー:自分史  タグ:なし
[75]トランペット trumpet
【2015平成27年 12月19日土曜日のFBより一部編集】Terukiyo Suenaga →nice.
MA→ thanx!!  MA→ジョージア・オン・オン・マインドも素敵でした
Terukiyo Suenaga →いい曲でしたね。紹介してくださり ありがとう。
トランペットといえば、今から約半世紀も遡り、私が高校三年生の頃の定期試験最終日後にクラスメートに誘われて、彼の自宅へ初めて付いて行った時のことを思い出しました。
そこは、日露戦争時代に無煙炭の採掘を起源とするところでした。
当時は宇部興産系列の山陽無煙炭鉱業所の鉱山でした。彼は社宅からバスで高校へ通学していたのでした。
到着すると、彼は自分の部屋の中からトランペットを持って出て来ました。
社宅のすぐ裏手がなんとボタ山でした。そのボタ山の頂上迄一緒に登りました。
観客は私だけでした。
土田啓司君はそのトランペットを吹いてくれました。
九州の飯塚や、映画の「筑豊の子どもたち」の炭坑のある住宅街に似たところでした。
その数年後、エネルギー革命(石炭から石油へ)で全国の有煙炭坑の閉山にもれず、美祢市の無煙炭坑も閉山して美祢市最大の街が2つも無くなって、その住民は全国へ散らばりました
美祢市の人口は4万人強から2万人弱と半分以下に激減して市から活力が減退しました。
当時 高校3年生の私には、土田君のトランペットの声は何故か切なく聞こえました。今、そのトランペットの音色が懐かしく心にこだまします。
 
Terukiyo Suenaga : Suenaga Photo studio/Yamaguchi City & Mine City Yamaguchi Japan.山口市&美祢市:三代目館主末永輝清。