[351]その人にとっての文化とは What is culture for that person

投稿日時:2018年12月13日  カテゴリー:自分史  タグ:なし
(2018年平成30年12月8日saturdayのfacebookより一部を移行)
(5-8-4). 世の中が便利になっていると錯覚する現代社会。 人の感性は、退化の道へと向かって走り続けているように感じたりします。
(5-8-5).【その人にとっての文化とは…1】
写真館の写真は、衣食住ではないので生命には直接関わりありません。
それでも わざわざ記念写真を営業写真館に撮影に来られる方は、
自分の人生の記録をきちんと更新しておこうとされる文化的な人と感じながら、
これまで半世紀以上 人物を中心に撮影制作に携(たずさ)わってしてきました。
暮らしの余裕があるなしに関わらず、自分のあるいは家族の記録を更新しようとされる、
その人の文化感を感じながらの私自身の半世紀でした。
(5-8-6).【その人にとっての文化とは…2】
写真専用の印画紙の写真は、
機械がなくても 何十年経っても(当館でメンテナンス&複写 複製を丁寧にすれば、更に長持ちいたします)一瞬で見ることが出来て、
そして 当時のことが一瞬に思い出されます。
これ程 精神的に文化的な暮らしは現在においては珍しいと思います。
私のホームページに詳しく掲載させていただいていますが、
写真を発明されたニエプス(そしてダゲール)の生家や資料館や銅像そして更に郊外の彼と彼の妻が並んで眠る(土葬/石棺)お墓を訪ねて、
私と私の妻とが揃って手を合わせて、
その御礼と御冥福とその後の写真の変遷に伴う社会と人の文化について御報告をさせていただきました。
社会や人は、文化はこれからどの様になるのでしょうか。
(5-8-7).【その人にとって文化とは…3】
今日の2年前は私の母が緊急入院して85日目&3回目の措置後3日目でしたが、
それでもそれなりに自分がしっかりしなければ、私の気が緩んだ瞬間母の寿命が消えることが私自身の最大の生きるすべでした。

マザコンと揶揄(やゆ)されたりそれにも勝ることで私の心が幾度となく折れそうになり生きている事が不思議なくらいと思うこともありましたが、

実は 今から30年以上昔、私が30歳代後半から10年半の期間、

山口県美祢(みね)市大嶺町(おおみねちょう)の民生児童委員を務めさせて頂いた際に、

他人のお母さん達(高齢の独居男性も当然いらっしゃいましたが)のお世話をさせて頂ける事があったからこそ、
尚更のこと、
せめて自分の母親だけはその民生児童委員を勤めさせていただいた10年半以上は看させて頂きたいという信念が有りました。
しかし、私の願いは叶いませんでした。
私が30年前にお引き受けさせて頂いたその民生児童委員任期期間よりも、半年短い期間で自分の母は亡くなりました。
結果的には、期間だけをみると 私は他人のお母さんたちを看させて頂いた期間のほうが長い人生でした。
人にはそれぞれ この世に持って産まれたDNA運命の文化があり、そのレールを歩いて行くように定められている様に思います。
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山口市大内御堀六丁目3番1号(水道局隣/仁保川沿) 末永写真舘 三代目館主 末永輝清(69歳)
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山口県美祢(みね)市美祢駅前通り 末永写真舘美祢本館は四代目の長男と次男等が担当しています。